弥生会計で入力した仕訳の修正や削除など編集の方法です。
入力した仕訳の修正や削除など仕訳を編集する方法
1.仕訳内容の修正
帳簿画面で修正したい仕訳を見つけたら、当該仕訳の修正したい項目にカーソルを合わせて正しいものを入力します。修正後の仕訳をご確認ください。
修正したい仕訳が伝票で登録されたものなら、当該仕訳をダブルクリックして伝票画面に切り替えてから修正してください。
修正ができたら「登録」をクリック又は「F12」を押します。
現金出納帳など省略されている自分方勘定科目を修正したい場合も、当該仕訳をダブルクリックして、仕訳日記帳の画面に切り替えると修正できます。
2.仕訳の削除
帳簿画面から仕訳を削除したい場合、当該仕訳を選択して、画面左上の「削除」をクリックします。
削除したい仕訳を右クリックして「行削除」又はメニューバーの「編集」を選択して「行削除」を選んでも削除できます。
いずれの手順でも確認画面が出てきて、「はい」を選ぶと削除できます。
「いいえ」を選ぶと仕訳は削除されません。
複数の仕訳を削除したい場合、帳簿の「決算」欄の左のスペースをクリックすると、仕訳が黒く反転します。
削除したい仕訳をドラッグして、範囲を選択し、そのまま削除すると複数の仕訳を削除できます。
伝票を削除したい場合、仕訳をダブルクリックして、帳簿画面から伝票画面に切り替えてから削除してください。
伝票上で右クリックして「伝票の削除」を選択しても削除できます。
3.仕訳のコピー及び貼り付け
コピーしたい仕訳を選択して、右クリックして「行コピー」を選びます。
新しい行で右クリックして「行貼り付け」を選択すると、コピーした仕訳が貼りつけられます。
右クリックの代わりに、画面上部のメニューバー「編集」からも、「行コピー」「行貼り付け」の操作ができます。
コピーした後の仕訳について、帳簿では「日付」「伝票No.」「決算マーク」はコピーされませんので、確認のうえ仕訳を完成させてください。
4.伝票の複製
仕訳のコピーは一行ずつでしたが、「伝票の複製」機能を利用すると伝票画面をそのままコピーします。そのため複合仕訳もそのままコピーできます。
コピー元の伝票を探します。見つかったら右クリックして「伝票の複製」をクリックします。
複写された画面に切り替わるので、日付などを確認・修正し「登録」をクリックすると、複写した伝票の登録ができます。
伝票の複製はメニューバー「編集」をクリックして「伝票の複製」を選択、あるいは伝票画面で「Ctrl+R」を入力してもできます。伝票の登録は「F12」を押してもできます。
5.新規行挿入及び前行項目複写
入力済みの仕訳の間に一行入れたい場合、メニューバーの「編集」又は右クリックで出てくる「新規行挿入」をクリックすると、間に一行入れることができます。
「行コピー」をしたうえで、入力済みの仕訳を選択して「行貼り付け」を行うと、入力済みの仕訳が一行下に移動して、選択した行に新たに仕訳を貼り付けることができます。
入力済みの仕訳を新しく仕訳を入力する時に利用する方法として、「前行項目複写」があります。
これは、すぐ上の仕訳の項目と同じものが入る機能です。
「行コピー」「行貼り付け」は行そのものが複写されるのに対し、「前行項目複写」は仕訳の中の科目や金額など一項目だけを複写します。
6.キー操作
仕訳を入力しているとき、次の項目にカーソルを移動するためにキーボードの「Enter」や「→」を使うときもあることと思います。
マウスで操作しているものをキーボードからも操作できます。これをキー操作といいます。
例えば「行コピー」は「Ctrl+L」を押すと操作できます。
他にも「行貼り付け」をする場合は「Ctrl+Y」、「新規行挿入」をする場合は「Ctrl+Ins」を押すと操作できます。
これらは右クリックやメニューバー「編集」から操作するとき、その指示の横に表示しています。
キー操作による入力をすると、入力が早くなります。
よく使うものを覚えておくといいでしょう。
なお、選択リストを出したいときは「F4」、消したいときは「F4」又は「Esc」を使います。