消費税設定で事業者区分や課税方式などの変更を行います。
消費税設定での事業者区分、課税方式の変更
1.消費税設定
クイックナビゲータから「導入」タブをクリックして、「消費税設定」をクリックすると出てきます。
同じ画面はメニューバーから「設定」をクリックして、「消費税設定」をクリックして、さらに「消費税設定」をクリックしても出てきます。
上が本則課税、下が簡易課税を選択した場合です。
【本則課税】
【簡易課税】
まず「環境設定」の一番左端のタブでキー操作・入力の設定を行います。
2.事業者区分の選択
消費税がよくわからないという方は、弊所の著書の中から抜粋した「消費税講座」をご覧になってください。
既に仕訳データが入力してあるときに消費税の設定を変更する場合、念の為に旧データをプリントアウトして、確認することをお勧めします。
「事業者区分」の選択から行います。
「免税」を選択したら、OKボタンをクリックして、そこで作業終了です。
「課税」を選択したら、次に「課税方式」を決めます。
「本則課税」の場合は、次に「仕入税額控除」について「比例配分」または「個別対応」のいずれかを選択リストから選びます。
「簡易課税」の場合、一番下の「簡易課税事業区分」を選択リストで選びます。
「経理方式」について「税抜」を選択した場合は「内税入力」、「外税入力」又は「別記入力」が選択できます。
入力金額に違いがでてきますので、入力時には注意してください。
「税込」を選択した場合はこれらの選択は不要です。
●内税入力
税込金額を入力します。入力金額から自動的に消費税が計算されます。
例:入力/735 金額/735 内、消費税額(35)
●外税入力
税抜金額を入力します。入力した金額から自動的に消費税が計算されます。
例:入力/700 金額/700 消費税額/35
●別記入力
取引の税抜きの仕訳と消費税の仕訳を別々に入力します。消費税は自動計算されません。
例:入力/700 金額/700
例:入力/35 金額/35
なお簡易課税で「混合」を選択した場合は、各区分により経理方式を選択してください。
「税端数処理」では「切り上げ」、「切り捨て」又は「四捨五入」のいずれかを選択します。