日計表と日次残高推移表についてお話していきます。
弥生会計の日計表と日次残高推移表
１．日計表
残高試算表が１月単位で金額を集計するのに対し、日計表は１日単位で金額を集計する機能です。
日計表は入力作業を毎日もしくは週単位等で行っている場合、入力チェックに活用できます。
画面はクイックナビゲータの「集計」タブをクリックして、「日計表（勘定科目別）」をクリックすると出てきます。
同じ画面はメニューバーの「集計」を選択して、「日計表」を選択、さらに「勘定科目別」をクリックしても出てきます。
出てきた画面は、まだ何も集計されていない状態です。条件を設定して集計します。
例えば取引日付が4月1日の取引を集計したい場合、「集計対象」欄に「取引日付」及び「期間」欄に図のように入力して、「集計」をクリックします。
すると4月1日の勘定科目別の金額の動きが把握できます。
「集計対象」欄をクリックして「作業日付」に変更すると、作業日付を条件に集計することもできます。
また集計対象が取引日付で、さらに期間に決算日（会計期間の最終日）を入れると、「決算仕訳」を「含む」か「含まない」かも選択できます。
２．日次残高推移表（勘定科目別）
日次残高推移表（勘定科目別）は、１日単位で選択した勘定科目の残高の推移を確認することができます。
画面はクイックナビゲータの「集計」タブをクリックして、「日次残高推移表（勘定科目別）」をクリックすると出てきます。
同じ画面はメニューバーの「集計」を選択して、「日次残高推移表」を選択、さらに「勘定科目別」をクリックしても出てきます。
日計表と同じく、出てきた画面にはまだ何も集計されていません。条件を設定して集計します。
例えば4月の現金取引について推移を把握したい場合、「勘定科目」欄に「現金」及び「期間」は「4」を選択して、「集計」をクリックします。すると4月の現金の1日単位の金額の動きが把握できます。
