NO.17 仕訳の検索

「仕訳が入力済みか」や「正しく入力されているか」など確認したい場合、仕訳の検索機能を使います。

仕訳の検索機能について

1.仕訳の検索

伝票画面又は帳簿画面を開いて、ツールバーの「検索」をクリックすると「振替伝票の検索」又は「仕訳の検索」などの検索画面が出てきます。
同じ画面はメニューバーの「編集」を選択して、「振替伝票の検索」や「仕訳の検索」をクリックしても出てきます。
当該画面は入力作業した画面に限らず、他の伝票画面及び帳簿画面からでも検索できます。

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索1

2.仕訳の検索方法

検索の方法は、探したい条件の左側にある□をクリックしてチェックマークを入れます。
条件を入力して「OK」をクリックすると、該当する仕訳が検索されます。
検索アイコンの横にある「検索解除」アイコンをクリックすると元の画面に戻ります。

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索2

伝票画面で検索して検索結果が複数ある場合、左上の矢印をクリックして検索したい伝票を探します。

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索3

3.検索条件の登録

よく使う検索は条件を登録できます。

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索4

その方法は検索条件を設定し、画面左上の「条件名」に名前を入れ、「保存」をクリックすると登録できます。
検索条件を登録しておけば、「条件名」を選び、「OK」をクリックするだけで検索できるので、その都度検索条件の入力をする手間が省けます。
複数の条件を指定して検索すること及び基本・消費税・詳細の各タブをまたがって条件を指定して検索することも可能です。

「基本」タブで条件を設定できる項目は、伝票No・日付・金額・摘要・科目・部門・期日・番号・作業日付・仕訳番号です。
「消費税」タブで条件を設定できる項目は、消費税額・税区分・税計算区分です。
「詳細」タブで条件を設定できる項目は、付箋・調整・取引タイプ・仕訳生成元・仕訳メモです。

4.絞り込み機能

「絞り込み機能」を利用すると、画面を切り替えずに仕訳を検索できます。
画面左上の「絞り込み機能を使う」にチェックマークを入れると、一行目がオレンジ色になります。
そこに勘定科目などを入力すると、該当する仕訳のみが帳簿に表示されます。
チェックマークを外すと、画面が元に戻ります。
なお、その右の「当日入力仕訳のみ表示」にチェックマークを入れるとその日に入力した仕訳のみが表示されます

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索5

5.「仕訳日記帳」での検索

探したい仕訳の日付が分かっている場合、日付順に並んでいる「仕訳日記帳」の画面をスクロールして見つける方が早いこともあります。
画面左上の「期間」で探したい期間を選択するとその期間の仕訳のみが表示されます。
「期間」の右の「全期間」をクリックすると、期首から期末までの期間が選択されます。
また「ジャンプ」をクリックすると、カレンダーが出てきて、月日を指定するとその日付の最初の仕訳にとびます。

益子会計「弥生会計塾」弥生会計の仕訳の検索6

6.その他の検索

探したい仕訳の科目が分かっている場合、「総勘定元帳」や「補助元帳」でその科目の画面をスクロールして見つける方が早いこともあります。
いずれも検索機能と使い分けるといいでしょう。