「ひと言、ふた言、話すだけで
理解し、返答、対応してもらえる点が安心」
株式会社 テクノクラート
代表取締役 小川 鉄夫 様
2007年、有限会社から株式会社にしたのを機に、益子会計とのお付き合いが始まったテクノクラート様。益子前代表時代から顧問会計事務所としてご信頼いただいています。
小川社長様のものづくりへの情熱と、クライアントの要望に徹底的に応える姿勢が各方面で高く評価され、堅実な成長を遂げてこられました。
将来を見据え、メーカーとしての新たな展開に向けたプロジェクトにも取り組まれているご様子。
今後ますますのご発展が楽しみです。
信頼のパートナーシップは事業内容も、経営の実情も熟知しているからこそ
苦しいときもリストラを回避
株式会社テクノクラート様は半導体、電子機器の開発型受託製造企業として、大手企業からニッチな開発企業までさまざまなメーカーのニーズに応えておられる企業。
前代表の益子も、その技術力と取引先からの信頼に応える姿勢を高く評価していました。現在は青木が担当させていただき、発展をサポートしています。
当社は有限会社の時代から、ものづくりを重視する企画開発型の企業としてお取引先のニーズに応え、技術と製品への信頼で実績を重ねてきました。
そのため、ややもすると、ものづくりが先行し、代金回収が後回しになって常に厳しい経営状況と隣り合わせでした。
その状態にメスを入れてくれたのが益子会計でした。
前年の分析結果を参考に、納品、回収のサイクルを見直し、月末に資金が枯渇しないような流れを定着させることができたのです。
またその間、リスクヘッジの考え方や手法も指導いただき、わずかずつですが企業として資産を形成していく流れもできました。
経営が少しずつ上向きになった2011年3月以降、大震災の影響で売上げが急落します。
当時は人員を増強しているさなかでもあり、先行きが懸念されました。
しかし、リスクヘッジ対策が功を奏しました。
苦しいながらもリストラせずになんとか乗り切ることができたのは、ひとえに益子会計のおかげだと思っています。
歯に衣着せぬ厳しいアドバイスも発展のため
人員の増加、取引先の拡大、取り扱い分野の拡充にともない、工場新設、オフィス移転など、いくつかの転機を経てこられ、景気の波の影響を受けにくい開発企業として、安定した成長を続けておられます。
小川社長は常に前向きなので、ときには客観的な視点からブレーキをかけることもあります。それができる信頼関係を築かせていただきました。
工場の新設、設備投資、事務所の拡充など進める際は、必ず青木さんに相談してから判断するようにしています。
青木さんが「ダメ出し」をすることはまずありませんが、歯に衣着せぬ率直なコメントをくれるんです。
たとえば「理想はそうですが、現実とのバランスが取れていない」とか、「これしか伸びていないのに、本当に突き進みますか」という具合。
厳しいなと感じますが、当社の数字的な課題だけでなく、社会情勢や業界を取り巻く環境なども踏まえての厳しさだけに、説得力があります。
実際、そのシャープで客観的な意見が判断の基準になっています。
実は、自分だけで考えると、どうしても突き進んでしまうんですよ。
もし、その一言を聞かなければ、勢いで不用意な借り入れを起こし、後で苦しくなっただろうという場面は何度もありました。
ひと言、ふた言話すだけで、こちらの思いを理解してくれ、的確な返答や対応をしてくれますから、実に得がたいパートナーです。
中小企業の健全な発展には、こうした会計事務所の存在が欠かせないでしょうね。
長年のお付き合いに感謝しています。
最近は事務系社員の採用に関してもアドバイスをいただきました。
おかげで有能な新人を採用でき、今後に期待しているところです。
社会の役に立つものをメーカーとして世に出すために
益子会計では、技術と品質に妥協しないものづくり企業として成長してきたテクノクラート様の一貫した取り組みに、常々感服しています。
メーカーとしてのスタートも秒読みに入っていると聞き、大きな期待を寄せています。
ものづくりの姿勢は、当社の屋台骨です。今後も変わらぬ方針でお客様のニーズにお応えしていきます。
また、さらなる展開として、メーカーとしての可能性にも挑戦していきたいと考え、すでに計画が進行中です。
当社の得意分野である音響、映像、通信の分野で、社会の役に立つ新しいものを企画、開発、製造し、自社製品として世に送り出したいのです。
製品として世に出すまでには、まだいくつかのハードルを越えなくてはなりませんが、ようやく試作にこぎつけたところですす。
過去も、現在も、未来も語り合い、ともに発展していくパートナーとして、益子会計にはこれからもお世話になります。
お互いに信頼し合える存在であり続けたいですね。
株式会社 テクノクラートのご紹介
電気機器システム開発を柱に、開発型EMS(Electronics Manufacturing Service)でクライアントが望む製品を企画・立案・製造。クライアントの価値創造に貢献することを使命に、妥協のない技術提供に徹し、信頼を培ってこられました。
幅広い技術分野のなかでも特に音響、映像、通信分野の回路設計、基板製造・実装で高い実力を発揮。
メーカーとしての飛躍にも期待が寄せられています。
所在地 本社/神奈川県川崎市多摩区菅5-10-30 2F
- tel. 044-948-0731
- http://www.technocrat.jp/