お客様の声[有限会社アルター]

「数字を前提とした的確なアドアイスで、次の展開についても自信を持って判断できるんです」

有限会社アルター
オーナー　片岡 新一郎 様
総務担当　片岡弘美 様

千葉市鎌取を拠点に多店舗展開を図り、男女を問わず幅広い年齢層の多様な美容ニーズに応えている美容サロン・アルター様。
多店舗化にあわせ会計業務をデジタル化していく必要に迫られ、顧問社労士さんを通じて益子会計にご相談をいただきました。
約1年をかけ、電卓計算＋手書きの帳簿を「弥生会計」に移行。各店舗の損益状況を一元管理できるようになり、リアルタイムな会計数値を戦略的な指標として活かせるようになったとお喜びいただいています。

6店舗50名規模の会計業務をデジタル化
数字を経営判断に生かすうえでも重要な選択

多店舗展開にともない会計業務はデジタル化が必須に

千葉市鎌取を中心に6店舗を展開するアルターは、創業15年目。「社員が辞めない会社」を目指し、成長し、実力をつけたスタッフが店長となってさらに向上していけるよう、新店を1店舗ずつ増やしてきました。
拡大ありきではなく、人を育てる観点を大切に、着実な多店舗化を進めてこられました。

私自身もスタイリスト、総務・経理を担当する妻の弘美は、元エステティシャン。技術者としてのスタートですが、店舗が増え、社員数が50名となった現在は、経営・総務に専念するようになっています。ただ、会計業務は創業時代と変わらない方法で進めていましたので、今後の展開を模索するうえで、デジタル化が必須と考えていました。

2018年2月に顧問社労士さんに紹介いただき、益子会計とのお付き合いが始まりました。それまでお願いしていた税理士さんは、創業当初からお世話になった方です。大変よくやっていただいたのですが、ご高齢で私たちが望むようなデジタル対応に消極的でした。

6店50名体制の帳簿類をすべて電卓計算＋手書きで処理するのは、私たちにとっても大変な負担ですし、なにより手作業のスピードでは、時間がかかり、必要な情報を必要なときにに見ることができません。各店の損益状況をリアルタイムで把握できないのが悩みの種でした。

吉田さん、大内さんに担当していただき、さっそく3月の月次決算から「弥生会計」を使って手書きの帳簿からデジタル化へ移行しました。ただ、2018年度の決算は従来通り前の税理士さんに進めていただくようにしました。おかげで円満に交代することができたと思います。

当社では、各店のレジはいち早くデジタル化を図っていたものの、社員の給与、保険、年金、所得税や住民税等の書類はすべて手書きでしたので、あまりの膨大さに吉田さん、大内さんが目を丸くしていたのが印象的です。

その膨大な書類を手書きで作っておられたのが、総務担当の弘美様。会計業務のデジタル化によって仕事が180度変化することに、実は不安を抱えておいでだったようです。

弘美様／正直言いますと、私個人としてはデジタル化に足踏みする気持ちが強くありました。機械が苦手なので自分でちゃんと操作できるか不安でしたし、新しい税理士さんから「こんなこと、できて当たり前」という対応をされるのではないかと、怖かったんです。

でも、取り越し苦労でした（笑）。どんな小さなことでも、聞けばとてもていねいに答えてもらえました。それに、恐れていたような“上から目線”はまったく感じられず、むしろ親しみやすくて、いろんな相談に乗ってもらうことができましたね。

心配だった会計ソフトの操作も、一つひとつ課題をクリアしながら慣れていけるよう、計画を立てて進めていただいたので、戸惑わずに移行できたように思います。結果的に毎月の作業が予想以上に楽になって、驚いています。締め日が近づくたびに繰り返していた手の痛みからも解放されました。

キャッシュフローの向上にも成果

現在、月1～2回、吉田と大内が訪問し、各回1時間程度の面談で、会計データを元に、収支の状況確認、納入税額等を確認。資金繰りや今後の方針などについても打合せをさせていただいています。
新店出店の際の設備投資についてもご相談いただき、固定費を抑えつつ利益を向上させていくための仕組みづくりなどをご一緒に検討しています。

何でも率直に相談でき、一緒に考えていただけるので、助かっています。従来と比べ、面談時間が大幅に短縮されたことにも、感動しました。

デジタル化によって作業効率が上がったり、ペーパーレスになったりと、数々のメリットを実感しています。しかし、なんといっても大きいのが、店舗ごとの損益状況を一目で見ることができることですね。

各店の店長にフィードバックし、店の方針や販促、宣伝などの具体的な取り組みにすぐ生かしていける点がありがたいと思います。会社全体の数字も常に把握できるため、これまでよりキャッシュフローがよくなりました。

また、相談したことに対し、数字を前提とした的確なアドアイスをいただけるので、次の展開についても自信を持って判断できるんです。今後、こうした数字をさらに戦略的に活用していけるよう、パートナーシップを強化していけたらと思っています。これからもよろしくお願いします。