お客様の声[合同会社 悠様]

「料理人として、経営者として
前進し続けるためタイムリーで的確なアドバイスは欠かせません」

合同会社 悠
代表取締役 関根 大輔 様
（台湾料理 鼎　オーナーシェフ）

小籠包の名店として有名な台湾の「鼎泰豊」の一字を店名にした台湾料理「鼎」。
オーナーシェフの関根様は、高島屋が日本で展開する「鼎泰豊」の料理長として活躍後独立、生まれ育った成田で合同会社悠を設立し、開業を果たしました。
1年間はセカンドオピニオンとして情報提供。その後、顧問として経営、発展をサポートさせていただいています。
また、共同経営者とご一緒に「SOHKAI経営塾」にご参加いただいたこともあり、料理にも、経営にも、熱意をもって取り組んでおられます。

必要なときに、必要な情報やアドバイスを提供してもらえることが信頼の条件

疑問、悩み、迷いに即応するアドバイザーが必要な創業期

「鼎泰豊」の味を地元でリーズナブルに提供したい…関根様がそんな思いで会社を設立し、「鼎」をオープンされたのは2015年。
ご親族のすすめで、地元の会計士さんのサポートを受けての開業でした。料理人としての実績と腕はすぐに口コミを呼び、あっという間に繁盛店に。
しかし、経営者としては悩みや迷いの多いスタートだったようです。

料理長としての経験は長くても、具体的に経営に携わるのは初めて。
最低限の人手で店舗を日々運営していくことに追われ、今、経営的にどんな状態にあり、何をどう改善したらいいのか、何の確信を持てないまま忙しさが続きました。

経営の指標になるものが必要だと考え、会計士さんに収支や損益の状況をリアルタイムで知りたいと伝えました。
ほかにも、さまざまな疑問を投げかけたのですが、忙しいようで、なかなか返答をもらえませんでした。
経営そのものに不慣れな創業期には、寄り添って的確なアドバイスをくれるようなお金のプロが身近にいてくれると安心ですよね。
実務はよくやっていただきましたが、私の思いは届かなかったようです。

共同経営者の紹介で知り合った益子会計の吉田さんは、経営支援のプロだけあって、ちょっと相談すると、こちらの悩みを即座に理解してくれ、欲しいと思っている情報をわかりやすく提示してくれました。
アドバイスも、すぐ明日から行動できるような具体的なもの。実にありがたいと思いました。

とはいえ、お世話になっている会計士さんを差し置いてというわけにもいかず、1年間はセカンドオピニンとして最低限のサポートをお願いしました。
「地場の人間関係は大切にするべき」という、吉田さんのアドバイスもありがたかったです。

合同会社悠の共同経営者、宇都宮高輝様は益子会計に事務局がある経営塾のメンバーでもあり、実は、以前から会社設立に関するご相談をいただいていました。
関根様ともお会いし、地元でより多くの人に本場台湾の味を楽しんでもらいたいという創業の思いをうかがっていました。

益子会計の吉田さんには、創業前にも共同経営者と一緒に費用面の相談にのってもらっていました。
また、経営塾に顔を出したこともあり、経営者の目線や、経営者同士、共通の課題を話題にして意見交換している様子に感心しました。

その当時は、経営の「基本のき」もわかっていなくて、実際に開業してから、そのことをあらためて実感したものです。
それだけに会計や経営のプロに、私の思いをご理解いただいたうえでサポートしていただく安心感は、たとえようもなく大きいものでしたす。

定期的な損益状況の確認に加え、店舗のオペーレーションや人事、さらにはサービスの内容や質の向上についてもアドバイスをいただき、どれだけ助かったか。
それは私が経営者としての「言葉」や「目線」を身につける機会にもなったと、今、あらためて感じています。

料理人としても、経営者としても、前進、継続していくために

2016年に顧問契約を結んでいただき、現在は毎日の収支、月次決算、借入の返済状況、求人の状況など、会計をベースにしつつ、健全経営をサポートさせていただいています。
シェフの腕と地元の方々への熱い想いはお客様にも通じ、人気店として名前が定着しています。
だからこそ今後も順調に発展していただけるよう、熱意をもって取り組ませていただいております。
実は、打合せの後、ここで食事をするのが心からの楽しみにもなっているのです。

顧問契約を結んで以降は、さらにきめこまかく情報を提供いただき、また、未来を見据えたアドバイスも非常に参考になっています。
経営判断をしなくてはいけないときにも、目先の事態だけでなく、その先を読んだ判断材料を提示していただけるので、間違いがありません。

大森から成田は決して近い距離ではありませんが、毎回、わざわざ店まで足をはこんでもらい、顔を合わせて相談できることにも感謝しています。

ご愛顧くださっているお客様のためにも、私たち自身のためにも、味やサービスの質を下げることなく営業を継続していくことが目下の目標です。
2019年に入って、やっと技術者がそろい、オーナーの目で店を見渡す余裕が出てきました。料理人としても、経営者としても、まだまだ勉強の途中ですが、今後、前進を続けていくためにも、吉田さんはじめ益子会計の皆さんとの末永いおつきあいをお願いしますね。